必要事項を出来るだけ詳しく記入していただきます。初めて来院される方は、ご予約時間の15分前にお越しください。
特に全身的な病気の有無、内服している薬などは歯科治療に影響するものも少なくありませんので必ずご記入ください。ご不明の点は、受付、歯科衛生士等にご相談ください。
歯科治療に対するご希望やお悩みをお伝え下さい。当医院の治療のシステム等にについてご説明させていただきます。
痛みなどに対する応急処置を行った後に以下のような検査をしてお口の中の状況を詳細に調べます。
むし歯や歯茎の状態などを調べるためにお口の中の写真を撮らせていただきます。
むし歯や歯周病の進行状況を調べます。当院ではX線被曝量の少ないデジタルレントゲンを導入しています。
当然、X線防護衣(鉛エプロン)を着用して撮影します。
まずは、初期むし歯の診断のために、ダイアグノデント(※)というレーザー機器を用いたむし歯検査を実施します。
当院では、初期むし歯の場合は、治療しないで済むようにフッ素等で再石灰化させていきます。
※ ダイアグノデント(写真)
この機器を使って検査すると、削って治療をしなければいけないむし歯なのか、削らなくても予防処置のみで済むむし歯なのかを判別してくれます。
DIAGNO dent で表示される数値の認識 | |
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0〜14 | 進行性のカリエスは存在しないと判断 |
15〜21 | 再石灰化への可逆的反応が可能と判断・・・予防的手段 |
21〜30 | 患者様のカリエスリスクに応じて判断を下す・・・予防/修復 |
31〜99 | 既に象牙質までカリエスが達していると判断・・・修復 |
歯科衛生士が歯周病についての説明をさせていただき、その後、歯周病の進行状況を詳しく調べます。
今後のむし歯予防のために、患者様が【むし歯になりやすい人】、【むし歯になりにくい人】のどちらのタイプか、どうしてむし歯になるのか、どのように予防すべきかを調べるのがこの検査の目的です。ご希望の方、またはむし歯の多い方には唾液検査をおすすめします。むし歯原因菌の量や、唾液の働きなどについて調べます。ガムを噛むだけで唾液を採取する簡単な検査です。※健康保険適用外になります。
複雑な治療が予想されるような方にはお口の中全体の上・下の型をとり、模型を製作します。(スタディモデルといいます)
成人の患者様の大半の方は歯周病にかかっています。むし歯の治療の前にまず歯周病の治療(初期治療)を行います。歯周病の治療を行わずに歯にかぶせ物(冠)のセットなどを行うと正確な型が取れず適合の悪いものができたり冠をセットした後に早期に(数ヶ月〜数年で)歯茎が退縮して見た目が悪くなってしまう等の不具合が起こり、せっかくの治療がより良いものではなくなります。むし歯の治療の前に、ブラッシング指導、スケーリング、ルートプレーニング(歯石除去のこと)等を行い、歯周病を十分治療する事が必要です。
歯周病の第一歩はまず患者様によるブラッシグです。自分では出来ているつもりでも磨き残しが色々なところにあるはずです。どのように磨いたらよいか歯科衛生士が丁寧にご指導いたします。
歯と歯茎の境目には、自分では気づかなく ても結構歯石がついています。この歯石を超音波の器機で除去します。
歯周病が進行してくると、歯茎の奥深く歯根の見えない部分に歯石が付いてきます。この歯根の表面についた歯石を丁寧に除去し、つるつるにすることで、新しい歯垢や歯石が付きにくく、歯茎の炎症が改善されます。
基本的には歯周病初期治療が終了した後に、虫歯の治療を行います。歯の神経の治療をしたり、詰め物をしたり、あるいは冠やブリッジ、義歯を製作します。 インプラント治療も歯周病初期治療の後に行うことになります。当医院では最新の医療機器と技術を元に、患者様が常に最適な治療を受けられるように配慮しております。
治療が終了したら、初診のときと同様に検査を行い、歯周病や虫歯の治療の状態をチェックし、結果についてお伝えいたします。その後は定期検診、(メンテナンス)に移行していただきます。定期的に来院して頂き、歯周病や虫歯のチェック、お口の中のクリーニングなどをすることによって、歯周病や虫歯の再発を防ぐことができます。ぜひ予防の為、定期検診においで下さい。当院では患者様ひとりひとりのお口の健康状態に合わせた予防によって末永くおつきあいできる医療を目指しております。
ご自分ではなかなか磨けない歯と歯の間や冠の入った歯のヘリの部分などは、歯垢が付きやすく歯周病や虫歯の発生しやすい危険な部分です。こういう所を歯科衛生士によって集中的に清掃することで歯周病や虫歯の再発予防に大きな効果があります。